2019年入社
営業本部
営業グループ
Y.T.(以下Y)
2022年入社
営業本部
技術支援グループ
K.M.(以下K)
2023年入社
技術本部
フィールドサービス
グループ
S.K.(以下S)
今回は新卒でネクシオンに入社した若手社員の座談会です。私は2019年入社で実はネクシオンの新卒2期生なんですよ。大学では映画評論などを勉強していました。就活では映像関係の会社を中心に探していて、そのなかでネクシオンと出会いました。当時は映像関係の会社のなかでも、業務や事業のイメージが難しい会社だったことを覚えています(笑)。
私は2022年に入社しました。大学では音響技術を専攻していました。元々、コンサートやイベントが好きで放送に関する学部に進学したこともあり、就活ではエンタメ関連の放送関連事業の会社を中心に探していました。私も関連技術を学んではいたものの、「伝送」という技術についてはほとんど知識がなかったですね。
私は大学では都市計画や都市開発を学んでいました。途中で文系・理系のコースを選べるのですが、私は文系コースを選択しました。就活では、皆さんと同じように放送・映像関連の会社に応募していて、実は最初は映像の制作会社を中心に探していました。就活を続けるなかで、私が大学時代に部活でテニスをしていたので、そのテニスの世界大会であるウインブルドンの伝送をネクシオンが行っていることを知り、興味を持ったのが入社のきっかけです。ただ、伝送について具体的な知識は全くなく、ネクシオンの面接でも「ウチは制作会社との仕事内容が全然違うけど大丈夫?」と言われたのを覚えています(笑)。正直、入社するまではネクシオンでの仕事のイメージはぼんやりしていたのですが、今では入社して良かったと思っています。
改めてみんなの入社の経緯を聞くと、ガチガチの理系ではないことやネクシオンの事業についてはぼんやりとしていたことは似通っていますね。ネクシオンの主要事業「映像伝送・配信事業」は、今も友人や家族にどんな仕事をしているか説明するのに少し苦労します(笑)。ただ、やりがいや魅力はたくさんある会社だと感じていますよ。
入社してから一カ月間は様々な部署や施設を訪問して、ネクシオンの事業や業務の全体像について学びました。伝送に関わる技術の座学や実技も研修した後、各部署に配属される流れになっています。私の場合、技術本部フィールドサービスグループに配属され、主に現場での伝送業務を担当しています。具体的には全国のコンサートやイベント会場に赴いて、映像や音声を回線センターまで送る仕事です。
Sさんの研修には、実は私も関わっていたんですよ。講座では資料を作ったり、講師として登壇したりもしました。あとは、伝送に関わる機械を持ち込んで実際に作業もしてもらいましたね。
そうだったんですね! 研修内容はどうでしたか?
すごく面白かったです! 機械を触るときはドキドキしてましたが(笑)。ただ、研修だけではやっぱり業務の全てを把握することは難しくて、実際に業務を始めてから「Kさんが言っていたのはこういうことだったんだ」と気付かされることが多かったです。ですから、100%理解しようと気張りすぎるのではなく、メモをしっかり取るくらいの意識で大丈夫。新入社員の方も安心して研修に臨んでもらえたらと思います。
私の場合、最初は技術本部東京回線センターに配属されて、機材管理や客先の機器設置作業などを行っていました。2023年の5月から営業本部技術支援グループに配属され、現在は営業部門と連携してお客様の要望や予算に応じた機材選定、構築設計を考案する業務を担っています。案件内容やスケジュールの関係で機材調達や構築が難しくなるケースがあり、その際は直接、現場にいって構築に携わることもあります。
私は現在は営業本部営業グループに所属して、テレビ局や映像配信サービス会社などに、スポーツやライブなどのイベントの生中継・生配信の映像伝送・映像配信の提案を行っています。新卒入社して約3年間は技術本部東京回線センターで映像・音声の運用監視業務を行っていましたが、2022年10月にジョブローテーションで営業職になりました。Kさんとは普段の業務でもやりとりすることがあり、技術的なサービス内容や最適な機器、構成のコスト感などをお客様への提案の前後でご相談することもあります。
構築の難易度やスケジュールなどは、フィールドサービスの仕事にも影響しますし、それぞれ業務内容や行う場所は異なりますが「つながっている」のは確かだと思います。だからこそ、社内外関係なくコミュニケーションはとても大事なポイントではないでしょうか。
やりがいでもあり、大変なポイントでもあるのが「責任の大きさ」ではないでしょうか。例えば伝送機器のコードが一本抜けるだけで、全国に流れている映像や音声が乱れてしまうわけですから。あとはお客様のご要望などをカタチにする作業という「営業ならでは」の大変なポイントもありますね。通常は制作会社の領域である「ロゴを流して欲しい」といったご要望やスケジュール・費用感がカツカツな案件などをどのようにまとめるかに頭を使います。例えば「Vtuberの配信を4Kで行いたい」という引き合いをいただきました。Vtuber案件での4K伝送は通常の回線とは少し質などが異なるうえ、ネクシオンでも実績は多くなかったのですが、なんとか満足していただけるサービスを提案・実施して、次に繋げられたのは大きな達成感が得られましたね。
責任の大きさは確かに私も感じます。例えば、複数の現場や案件をさばくのが当たり前なので、スケジュールの関係で普段よく使う機材が不足するケースもあります。その場合、少し古い機材やタイプの異なる機材で代替する必要があるのですが、その際は、スケジュールを意識しながらも問題なく現場でも機材の使用ができる構築などを検証しなければなりません。そのような案件は多くはないのですが、とても大変だった記憶はありますね。ただ、ネクシオンは経験豊富な先輩方がどんな状況・質問でも、嫌がらずにアドバイスしてくれるので心強いし、新しい案件にもチャレンジしやすいと感じました。
ネクシオンの「人の魅力」と業務の「責任の大きさの魅力」は私も感じています。私は2023年入社なので、入社してまだ1年も経っていないですが、全国様々な現場に行かせていただいています。現場にいけば新人など関係なくお客様と話さなければいけないですし、ケーブルに足を引っかけたりすれば、中継されている映像が切れるので、常に緊張感と責任感を持って仕事をしています。また、みんなが知っているようなイベントを担当したり、行ったことのない場所に行けたり、会社の内外関わらず様々な仕事・役職の方と話したり、色々な経験ができるのは間違いありません。また、私が普段勤務している芝浦事業所にはネクシオンの社員のほかに協力会社の方々もいらっしゃいます。ネクシオンは全国にかなりたくさんの協力会社があり、そのような方々からも情報を共有してもらえるのも刺激になりますよ。
今後は営業してもっと数字を立てていきたい、伸ばしていきたいです。また、元々は映画や演劇などにも興味があるので、そのようなコンテンツに関連した案件も増やしていきたいし、色々と提案できたらと考えています。ネクシオンは一見、「専門知識が求められるのでは」と思ってしまいがちですが新卒の場合は、私やKさん、Sさんのように文系の人がほとんどです。コミュニケーションや仕事に対する興味があれば、きっとネクシオンは楽しく、やりがいのある職場だと思います。
私もYさんと同じで、最低限のマナーやコミュニケーションなどがあれば、普段の業務のなかで成長できる環境だと思います。興味のあること、やってみたいことがあれば私が入社して2年目早々に新卒研修の講師を任せてもらえたように、色々なことにチャレンジできると思います。
個人的な目標は海外の案件をもっと経験することです。私の憧れのウインブルドンなどのテニスのトップクラスの世界大会の中継に携わりたいと思っています。「知らないことを知るのが楽しい」って人は、きっとネクシオンの仕事は毎日楽しいと思います。入社時は少し不安かもしれませんが「やってみたら案外楽しい」と感じることはたくさんありますよ。あとネクシオンの仕事は本当にすごく有名なスポーツ中継やイベントなどの縁の下の力持ちになっているので、「あの中継に関わっているんだよ」というと「すごい!」と言ってもらえることも多くて、少し満足感も感じられるのも良いポイントですね。